Facility Integrated Visit Report — 日本医科大学 / 2026-03

日本医科大学
03-06 + 03-19/21 統合訪問レイヤー

2026年3月6日と3月19/21日の2件の訪問を、施設単位で時系列統合したReader Layerです。CS 4D Flow導入の技術仕様、Sola完了、Vidaライセンス未完、PI初回面談、次アクション、Knowledge昇格候補を一枚で確認できるように再構成します。

TL;DR

  1. 03-06では小川技師とCS 4D Flowの運用仕様を固定し、正式契約完了によりSola/Vida同日インストール方針へ進みました。
  2. 03-19ではSola 1.5Tのインストールが完了した一方、Vida 3TはAdvFlowライセンス不足により未完了として残りました。
  3. 03-21には関根先生と初対面し、RT-2D PC MRI、DTI-ALPS、頸動脈4D Flowなど長期研究テーマへの接続点が見えました。
  4. Knowledge noteと訪問sourceの状態不一致は、v2訪問報告を優先してSola完了・Vida未完として補正対象にします。

01facility 全体 — 3月集中導入フェーズ

技術仕様、契約、装置別導入、PI研究構想を1本の時系列に戻す。

Nippon Medical March integrated visit roadmap
03-06の仕様固定から03-19/21のSola完了・Vida未完・PI面談までを、施設単位の一本道として読む。

この施設ページは、3月6日の仕様固定訪問と3月19/21日のインストール訪問を、単なる2本の報告書ではなく施設状態の変化として統合する。主語は個別Projectではなく日本医科大学であり、最終配置もProject DeliverableではなくFacility Report Layerで扱う。

03-06時点03-19/21後統合判断
契約正式契約完了により同日導入方針へCOL26-00294署名完了済みとして運用契約入口は開いたが装置別ライセンス管理が残る
装置Vida/Sola同日導入を計画Sola完了、VidaはAdvFlow不足で未完Solaは研究開始準備、VidaはP0復旧
小川技師と仕様整理椿山技師立会い、関根先生初対面RT実装線とPI研究線を分けて追う
研究CS 4D Flow中心CSF-BOLD、DTI-ALPS、頸動脈4D Flowへ拡張基盤導入と探索テーマを別トラック化する

📚 用語解説: Facility Report Layer は訪問時のMulti Project報告を置く層で、`0000_報告書/` が該当する。Project Deliverable Layer は半期報告や成果物を置く `5_Deliverable/` であり、今回のような2訪問統合報告とは目的が異なる。

🛠️ 運用方法: まずv2訪問報告をsource of truthにし、過去0000報告書とFacility Indexを補助参照にする。次にSola、Vida、PI構想、Knowledge候補を分け、最後に次アクションをP0/P1/P2へ割り付ける。

⚠️ アンチパターン: 03-06と03-19/21を別々の完了報告として閉じると、Sola完了とVida未完の差分、ライセンス移行の構造問題、関根先生の長期テーマが見えなくなる。

0203-06 訪問 — 技術仕様と運用プロトコルの固定

小川技師と装置・パラメータ・匿名化・識別方法を研究開始前の形へ詰める。

March 6 technical protocol checklist
03-06は導入可否ではなく、現場で迷わず運用するための仕様固定訪問だった。

03-06の中心は、小川技師とCS 4D Flowの現場運用仕様を固めることだった。正式契約完了により、当初のVida 3T先行、Sola 1.5T後日という段階導入方針は解消され、両装置同日インストールを目指す流れになった。

項目確認内容意味後続影響
シーケンス識別フラスコマークとSpecial Cardを確認臨床プロトコルとの混在防止研究用フォルダ運用に接続
CSパラメータRegularization 0.0015、Temporal scaling、Corner cutting 0.5再構成品質の基準値固定Solaファントム確認のベースライン
出力データVENC、位相、マグニチュード、CS後画像、TKE/MKE解析データ種別の合意用語定義表の作成が必要
匿名化Solix、Anonymizeチェック、Total raw data file研究データ共有の安全運用スクリーンショット付き手順化が必要

📚 用語解説: Regularization はCS再構成のノイズ低減とアーチファクトのバランスを決める調整点。Temporal scaling は時間方向の正則化に関わる係数。Corner cutting は3D k-space sampling形状の制御で、03-06では0.5を推奨値として整理した。

🛠️ 運用方法: 03-06の成果は、インストール当日の確認リストとして使う。装置ごとに起動、識別表示、基準パラメータ、ファントム取得、Raw Data匿名化、出力種別確認を順番にチェックする。

⚠️ アンチパターン: パラメータ名だけを共有して手順化しないと、担当者交代時にUSB表示条件や匿名化チェックの有無が抜け落ちる。研究開始後に再現不能なデータが増える危険がある。

0303-19/21 訪問 — Sola完了とVida未完の分岐

インストール訪問は成功と失敗が同時に起きたため、装置別に状態を分ける。

Sola installed Vida blocked by license
同じCS 4D Flow導入でも、Solaは完了、VidaはAdvFlowライセンス不足で未完として管理する。

03-19は椿山技師立会いのもと、Sola 1.5TへのCS 4D Flowインストールが完了した。一方でVida 3TはAdvanced Flow Trial License不足により未完了となり、03-21の再訪問でも根本解決には至らなかった。

装置結果確認済み残課題
Sola 1.5Tインストール完了Regularization 0.0015、Corner cutting 0.5、ファントム、フラスコマーク、Special Card初回症例前の1サイクルドライラン
Vida 3T未完了AdvFlowライセンス不足を特定03-20受領ライセンスの適用可否確認
PI面談初対面実現RT-2D PC MRI、DTI-ALPS、頸動脈4D Flowを議論研究テーマ別に契約・解析・WIP適用範囲を整理

📚 用語解説: AdvFlowライセンスはCS 4D Flow WIPを装置上で有効化する前提条件。Trial Licenseや正式契約後ライセンスの移行時に空白があると、WIPファイルがあっても装置側では利用できない。

🛠️ 運用方法: Solaは完了扱いにして、研究用プロトコルのドライランへ進める。Vidaは未完了扱いにして、ライセンスファイル、装置ID、期限、適用ログ、再訪問日程を1つのP0タスクとして管理する。

⚠️ アンチパターン: 施設全体を『インストール済み』とまとめると、Vida未完了が埋もれる。Knowledge noteやProject Dossierへ転記する際も、Sola完了とVida未完を分けて書く必要がある。

04projects 進捗 — CS4DFlowを基盤Projectとして再配置

Project Bridge上は2602_CS4DFlowがactiveだが、実態は基盤導入と探索テーマが並走している。

CS4DFlow base project and research branches
CS 4D Flowは導入作業で終わらず、心血管と神経系テーマの共通基盤として扱う。

Project Bridge上では日本医科大学のactive projectは`2602_CS4DFlow`であり、Dossierはまだstubに近い。実態は訪問報告側にあるため、本統合報告を当面の運用状態スナップショットとして使う。

Project要素進捗根拠次に必要な管理
契約COL26-00294署名完了済み03-06/03-19 source、契約情報メモライセンス移行チェックと契約番号整合
提供物WIP 039 AdvFlow関連ファイルとライセンスあり2602_CS4DFlow/2_Provided装置別適用状況と期限の台帳化
ProgressSola完了、Vida未完03-19/21 sourceVida適用と再訪問完了条件の明記
Research expansionPI構想が神経・頸動脈へ拡張03-21面談、Fleeting note基盤Projectとは別に探索テーマ化

📚 用語解説: Dossier stub はProject Dossierの箱はあるが、現在状態や次アクションがまだ実態で埋まっていない状態。Facility Reportはこの空白を補うが、Dossierを直接書き換える場合は別途提案レイヤーで扱う。

🛠️ 運用方法: 2602_CS4DFlowの進捗更新では、契約、提供物、Sola、Vida、PIテーマを別行で管理する。1行の『CS4DFlow導入済み』に圧縮せず、装置別・研究軸別の完了条件を残す。

⚠️ アンチパターン: CSF-BOLDやDTI-ALPSをCS 4D Flow契約の中に無理に含めると、WIP範囲、倫理、解析、研究目的が曖昧になる。基盤Projectと探索テーマを分ける。

05次アクション — P0はVida復旧、P1は運用文書化

誰が何をいつまでに終わらせるかを、装置別・文書別・Knowledge別に分ける。

Next action control tower
次アクションはVida復旧だけでなく、Sola運用、用語表、Knowledge補正まで分解して追う。

次アクションの最上位はVida 3TのAdvFlowライセンス適用可否確認である。これと並行して、Sola 1.5T側の研究開始前ドライラン、設定ファイル共有、用語定義表、Multi-VENC仕様確認を進める。

優先度Action担当候補完了条件
P0AdvFlowライセンスのVida適用可否を確認Manabe / DanielVida上でCS 4D Flow起動と識別表示を確認
P0Vida 3Tインストール日程を調整Manabe / 関根先生 / 小川技師ファントム確認まで含む再訪問が確定
P1CS 4D Flow用語定義表を完成・送付Manabe出力データと操作用語を関係者へ共有
P1Multi-VENC技術仕様を社内確認Manabe / HQTKE/MKE、WriteData、DICOM tag、再構成時間の論点が整理済み
P2Knowledge noteの状態不整合を補正提案Manabe / AI proposalSola完了・Vida未完の表現へ修正案作成

📚 用語解説: P0は放置すると研究開始や装置運用が止まる項目、P1は研究開始前に品質を左右する項目、P2は再利用性や将来面談の準備に効く項目として扱う。

🛠️ 運用方法: アクション登録時は、単に『ライセンス確認』と書かず、対象装置、対象WIP、対象ライセンス、成功条件、次回訪問要否を1行に含める。メールドラフトが必要なものは送信前レビュー待ちで止める。

⚠️ アンチパターン: 期限や完了条件のないTODOは、次回訪問までに再び曖昧になる。特にVida復旧は『ライセンスを受領した』では完了ではなく、装置上で起動確認して初めて完了とする。

06関連 Knowledge — 訪問メモを再利用可能な知識へ上げる

施設固有の報告から、横展開できる運用知識と研究テーマ知識を切り出す。

Knowledge promotion from facility visit reports
日本医科大学の訪問知見は、ライセンス運用、WIP 039、RT-2D PC MRI、DTI-ALPSの再利用知識へ分解できる。

関連Knowledgeでは、訪問報告の全体をそのままWikiへコピーしない。再利用価値のある部品だけを、Operations、WIP 039、4D Flow、Neuro、MOCの各棚へ分けて昇格候補にする。

候補昇格先理由注意
一時ライセンスから正式契約への移行チェックOperations Permanent日本医科大学と名古屋大学で類似パターンがある装置別・WIP別・期限別に書く
CS 4D Flow用語定義表WIP_039 related Wiki出力データ、TKE/MKE、匿名化Raw Dataは施設横断で使えるApps Guideや社内確認済み根拠へ接続
RT-2D PC MRIと通常PC MRIの差分Literature NoteCSF-BOLD coupling構想の技術説明に必要[要検証]のまま一次文献確認へ進める
DTI-ALPS / CSF-BOLD couplingNeuro MOC / Permanent関根先生の将来構想を説明する共通語になるCS4DFlow契約範囲とは分離する

📚 用語解説: [Apps Guide沈黙] は、現時点のsourceが明示していない領域を断定しないための印。RT-2D PC MRIやDTI-ALPSの将来研究は訪問会話としては重要だが、WIP 039の適用範囲とは別に扱う。

🛠️ 運用方法: Knowledgeへ昇格する際は、まず99_Proposalsまたは提案レイヤーで修正案を作る。特に既存Fleeting noteのSola/Vida状態は、v2訪問報告に合わせて補正候補として扱う。

⚠️ アンチパターン: 施設固有の個人名、契約番号、ライセンスファイル名、未公開WIP詳細を無差別にPermanent化すると、Knowledgeが再利用しにくくなり、内部情報の露出リスクも上がる。

結論

  1. 日本医科大学の3月訪問は、CS 4D Flowの仕様固定からSola導入完了、Vidaライセンス未完、PI研究構想把握へ進んだ短期集中フェーズである。
  2. Solaは研究開始準備へ進める一方、VidaはAdvFlowライセンス適用と再訪問確認をP0として残す。施設全体を一括で導入済みにしない。
  3. 関根先生のRT-2D PC MRI、DTI-ALPS、頸動脈4D Flow構想は、基盤Projectとは分離してKnowledgeと次回面談アジェンダへ昇格させる。
  4. 最終報告はFacility Report Layerに置き、Project DossierやWikiへの転記は提案レイヤーを経由して状態不整合を避ける。